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エメラルドのバトルファクトリーの仕組みと攻略法①

エメラルドとプラチナとHGSSにあるバトルフロンティア。その中でバトルタワーとバトルファクトリーは全てのバトルフロンティアにある施設です。特にバトルファクトリーには理不尽すぎる負け方をしてきた方も多いはず。ここではエメラルドのバトルファクトリーについて書いていきたいと思います。

 

第三世代と第四世代のファクトリーの違い

エメラルドのファクトリーとプラチナ及びHGSSのファクトリーは実は少しだけシステムが違います。

1.戦闘前のヒントが違う

ファクトリーでは戦闘前に対戦相手のヒントをくれます。第四世代の場合は以下の通りです。

  • 1周目:相手の全ポケモンの名前。
  • 2周目:相手の一番目と二番目のポケモンの名前。
  • 3周目:相手の最初のポケモンの名前とそのポケモンが覚えている一つ目のわざ
  • 4周目:相手の最初のポケモンが覚えている一つ目のわざ。
  • 5周目以降:相手のポケモンで二匹以上重複しているタイプを「得意としているタイプ」、重複してない場合は「こだわっているタイプはない」。

 

一方、第三世代の場合は以下の通りとなります。

まず、スタッフから相手のポケモンで二匹以上重複しているタイプを「得意としているタイプ」、重複してない場合は「こだわりはない」と教えてくれます。さらに『○○○な戦いを心がけているようですよ!』というヒントをもらえます。その内容は次の通りです。

以上のことから、エメラルドの場合、周ごとにヒントは変わらず、常に第四世代の5周目のヒント+αを教えてくれるといった感じです。正直、得意なタイプはまだしも、どのような戦い方を心掛けているかのヒントは当てにならないことがほとんどです。そのためヒントの詳しさという点ではエメラルドのほうが情報量は少ないといえます。

 

2.アイテムは重複する

これが最大の違いといっていいでしょう。バトルフロンティアでは基本的にレート対戦と同じで、アイテムの重複はなしです。そのため、第四世代のファクトリーの場合、ポケモンのアイテムが重複することは絶対にありえません。そのことから、最初に選べる6体のポケモンの持ち物は、初戦の相手が絶対に持っていないということです。そこから、相手のポケモンの型を推測できたりするのにつながります。(たとえば、最初の6体の中にきあいのタスキ持ちムウマージがいたので、初戦の相手のガブリアスきあいのタスキを持っている型は絶対にありえない、など)

しかし、エメラルドのファクトリーは、アイテムの重複がありえます。ですから、自分がラムのみを持っているからといって、相手のポケモンがラムのみ持ちのポケモンがいないとは限らないのです。第四世代のファクトリーに慣れてしまうとこのことは忘れがちなので注意しましょう。

 

 

エメラルドのバトルファクトリーの仕組み

エメラルドのバトルフロンティアは、周が上がるにつれて個体値が上がります。それは、バトルファクトリーにも当てはまるのですが、奇妙なことにそれが当てはまるのは最初に選ぶ6体のレンタルポケモンだけなのです。相手トレーナーのポケモン個体値バトルタワーの現在の連勝数とバトルファクトリーのその回の勝ち抜き数によって変化し、ファクトリーの周だけが上がってもトレーナーのポケモン個体値は増加しません。それらの対応は以下の通りです。

 

1.バトルタワーの現在の勝ち数が0~6(1周もしていない)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール3 7戦目→個体値オール6

2.バトルタワーの現在の勝ち数が7~13(1周)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール6 7戦目→個体値オール9

3.バトルタワーの現在の勝ち数が14~20(2周)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール9 7戦目→個体値オール12

4.バトルタワーの現在の勝ち数が21~27(3周)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール12 7戦目→個体値オール15

5.バトルタワーの現在の勝ち数が28~34(4周)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール15 7戦目→個体値オール18

6.バトルタワーの現在の勝ち数が35~41(5周)のとき

ファクトリー1~6戦目→個体値オール21 7戦目→個体値オール31

7.バトルタワーの現在の勝ち数が42(6周)以上のとき→個体値オール31

 

つらつらと書き連ねましたが、例を挙げれば、バトルタワーをやる前にファクトリーをやった場合、すなわちバトルタワーの現在の勝ち数が0~6のとき、相手のポケモンの手持ちは、周を問わず1~6戦目は個体値オール3、7戦目が個体値オール6でずっと固定されるという感じです。

しかし、ダツラのみ例外です。銀ダツラは個体値オール15、金ダツラは個体値オール31なので通常トレーナーより強くなっています。

 

では、レンタルポケモン(最初に選ぶ6体)はどうなのでしょうか。

レンタルするポケモン個体値はバトルファクトリーの連勝数とレンタル/交換数によって決定します。それらの対応は以下の通りです。

表1

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 表2 

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表の見方が少し難しいかもしれませんが、具体例を挙げてみます。

ファクトリーで2周目が終わって3周目をやろうとするときに、それまでにポケモンの交換を合計4回した場合を考えます。

2周目まで終わっているので連勝数は7×2=14。そして4回交換したので2周目までに行ったポケモンのレンタル2回を足して交換数は6回。よって、表1の連勝数14~20及び表2の交換数1~14のところを見ます。表1より、連勝数14の場合、個体値が9か12になります。Aが9でBが12に対応していますが、表2より、交換数が6回のため、Aが6匹、Bが0匹となっています。つまり、最初に選べるレンタルポケモン個体値が9のポケモンが6匹で、12のポケモンが0匹ということになります。わかりましたかね?

攻略本などで「交換するほどにポケモンが強くなる」という曖昧な表現が広まり、色々な解釈がありますが、正しい意味は「交換回数が一定以上になると、最初の6匹のうち、個体値が少し高いポケモンの数が増える」という意味です。

金ダツラ攻略法

さてここからが本題。バトルファクトリーの仕組みは先ほど説明しました。では、金ダツラを倒すにはどうすればいいのでしょうか。

相手トレーナーのポケモン個体値バトルタワーの現在の連勝数とバトルファクトリーのその回の勝ち抜き数によって決定します。そして最初に選べる6体のレンタルポケモン個体値はバトルファクトリーの連勝数とレンタル/交換数によって決定します。よって、バトルタワーをやる前にバトルファクトリーをやり、ポケモンの交換はしないのが最善と言えます。

バトルタワーをやらなければ、相手のポケモン個体値はダツラを除き、1~6戦目は個体値オール3、7戦目は個体値オール6に固定できます。そして、バトルファクトリーの連勝数が増えるにつれ、最初に選べるレンタルポケモン個体値は上昇し、金ダツラが出る6周目には個体値が21のポケモンを手に入れられます(交換数が0~14のとき)。よって、2周目以降では最初に選べるレンタルポケモン個体値はオール6以上のため、交換すると確実に個体値オール3のポケモンがこちらに来ることになるので、無理して交換する必要性はないことになります。むしろ交換することで弱いポケモンが来てしまうのです。ですからできる限りポケモンの交換は避けなければなりません。

 

でも最初に選べるレンタルポケモンはランダムなのだからもし最初の段階で弱いポケモンしか出てこなかったら無理じゃないか!と思うかもしれません。

ここで乱数調整の出番です!エメループというのは以前に解説しましたが、バトルファ

クトリーにも採用されており、ゲーム起動からの経過時間によって、初めのレンタルポケモン6匹及び相手の手持ち3匹すべて調整可能です。

詳細は次回!

エメラルドのバトルファクトリーの仕組みと攻略法② - decsyのポケモンブログ

 

 

以下のサイトの一部を引用しました。

バトルファクトリー (第三世代) - ポケモンWiki

バトルファクトリー (第四世代) - ポケモンWiki


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